2012年07月12日

女性軽視と犬と


凍える牙 / 乃南 アサ
凍える牙 (新潮文庫) [文庫] / 乃南 アサ (著); 新潮社 (刊)

警察小説は山のように読みましたが、
たまたま図書館で借りてみた本はなかなか面白かった。

始まりの設定から、ありがちな感じかなと思いながら、
主人公とその相方の心の内をメインにして、事件が進んでいくうちに
最後の方はほとんど犬に持っていかれました。

しょうもない事でごたごたを起こす人間より、犬の方がよっぽど
冷静で落ち着いて思慮深い的な。。。

犯人を見つけて一件落着的なものでなく、
男ばかりの職場の中で、四苦八苦する女性の心情描写が肝な
作品かと思います。あとは犬の生き様。

今でもこんな極端に軽視されるもんなんやろか。
作品が出てから10年以上は経ってるからその時よりはマシにはなってるんだろうけど。
posted by gibres_st_nature at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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